沖縄・北谷　コラーゲンマシンとリラクゼーションサロン・シャイニー~relaxation room Shiny~

あれから５年。

私は、2011年の1月にサロンをOPENさせました。
まだ右も左もわからない2ヵ月後、3月11日に震災は起きました。

１人、お店にいた私は、インターネットでその情報を知りました。
何やら、東北が大変なことになってると・・・

そして沖縄にも津波警報が発令されました。
Shinyが位置する場所は海がすぐ目の前の海岸線沿いになります。

少しして、パトカーが巡回し始めました。
「住民の皆さんは直ちに避難して下さい」と...

あれから５年。

２０１１年という年は日本にとって、
間違いなく歴史に残る年となりました。

偶然にもその年にスタートさせた私。
私にとっても意味は全く異なりますが思い入れの深い年です。。。

そして今思うことは、、、

あの未曾有の災害で、
はっきりした数字はわかりませんが
約２万人の死者が出たそうです。

災害が起きてしまうと
人々はみんな口を揃えて、

私に何ができるか？
何をすればいいのかと思い悩みます。

それは時に罪悪感に似た感情でさえもあります。

私もできることと言えば
寄付くらいになりますが
もっと他に誰でもできることがある。

それは、今生かされている命を
精一杯生きることです。

綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが

命を一生懸命燃やす。
日々の一瞬一瞬を大切に過ごす。

大切な人と時間を共有する。
感謝の気持ちを伝える。

本当にできることって
こんな些細な日常だと思うんです。

と、いうのも

日本では、年間の自殺者の人数が約３万人...最近は減ってきているようてすが、それでも約２万５千人だそうです。。。

この数が何を意味するのか...

死なんて意識さえしていなかったあの日
死にたくないというあれだけの命が一瞬で消えました。

その一方で、
自ら命を絶つ人が
これだけいる国なんです。

なんて言ったら
いいのかわかりません。

自殺した方も、決して死にたかったわけではないでしょう。

追い詰められたんだと思います。

うーん、言葉が見つからないけれど

生かされた命を自ら絶ってしまう人がこんなにもいるという現実です。

人って誰かのちょっとした
言葉で救われる時があります。

そんな言葉を
かけられる人間になりたいと思うし

その前にまずは私は私の命を
一生懸命生きることが、
今できることだと思っています。

自分を大切にする。
大切な人を大切にする。
日々の日常を大切に過ごす。

それが残された人の使命だと思います。

最後に、すごく胸を打たれたマザーテレサの言葉を贈ります。

この世界は食べ物に対する飢餓よりも
愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。

私たちは、大きいことはできません。
小さなことを
大きな愛を持って行うだけです

一切れのパンではなく
多くの人は愛に
小さな微笑みに
飢えているのです。

世界平和のためにできることですか？
家に帰って
家族を愛してあげてください。


心からご冥福をお祈りいたします。